トクマー

● はじめに

dehaシステムとはコンクリート製品の脱型→反転→施工までの吊り作業の安全、効率的に行うためのものです。

● トクマーとは

dehaシステムの有するコンクリート製品を成形するとき、dehaアンカーをフォーマー（アンカー保持具）に組付け、型枠に装着して生コンを流し込みます。
脱型の際、標準フォーマーで作業している方はフォーマと型枠とを連結しているボルトを外します。

弊社が開発したトクマーはフォーマーの改良型で、従来にはない次の2つの特徴をもっています。

（1）トクマー本体の脱着が不要･･･脱型作業の省力化

（2）あらゆる型枠に対応できる高い汎用性･･･取付位置、角度に自由度

えっ？なぜそんなことができるのかって？
そう、すべてはトクマーの逃げ溝に秘密があります。



(1)トクマー本体の脱着が不要		(2)色々な型枠の構造に対応

トクマーを型枠に溶接してもその効果を存分に発揮します。標準フォーマーはこういったことはできるでしょうか。		丁番構造で傾斜のついた側板に取付が可能。角度を選びません。

● 仕様

右：トクマー本体
左：専用ブッシュ
上：アンカー（別売）

本体寸法（ｍｍ）	ａ	ｂ	ｃ	ｄ	重量（ｋｇ）
１ton用	φ73	φ32	28	Ｍ8	0.35
２ton用	φ98	φ38	31.5	Ｍ12	0.7

＊在庫品はSSのみ

●手順

	→

1.アンカーをブッシュに組付		2.トクマーに組付（工具不要）



3.完了

● 安全な吊り作業を追求するにはdehaシステムが不可欠

建設土木分野の作業中の事故は多発しています。
死亡事故においては産業界の約４割を占めています。
そして事故の約７割は強引な吊り作業が原因とされ深刻な問題となっています。
このことからコンクリート業界では今、吊り作業の安全性が求められていることはいうまでもありません。
さて、貴方は荷振れを起こす吊り作業を見たことがあるでしょうか？
あれは怖いものですね。
荷振れを防ぐには《製品の重心で吊る》ことが大切です。
わたしたち型枠屋はユーザー様を事故から守るために、重心で吊れる位置にｄｅｈａアンカーを埋込むことをユーザー様にすすめていき、脱型→反転→施工までの工程を加味した型枠や吊り具の設計をしています。

dehaシステムで運搬と施工の効率アップ

トクリのフォーマーだからトクマー

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